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アンケート とは?
アンケート(仏: Enquete)とは、質問調査のこと。諮問調査ともいいます。
英語ではサーベイ(Survey)またはクエッショネア(Questionnaire)といいます。
統計調査や標本調査では、対象に対して直接観察を行う直接調査が一般的でしたが、アンケートは、直接対象に対して観察を行うのではなくて、観察しようとする事柄について情報や知識をもっている識者、専門家に対して、諮問する方法です。
一種の間接調査であり、現在、アンケートといえば、自記式調査票を配布して意見を求める、この質問方法をさしています。
最初の実施は、1790年、米での人口センサス(国勢調査)とされています。
その後、英政府や公共機関の統計調査に対する補助的調査として行われてきました。
アンケートは、諮問事項が定型的なものである場合には、簡単な方法でありながら、正確な情報がつかめるため、ジャーナリズムや市場調査でもよく用いられています。
例えば、政治的なインタビューでは人によって理解の仕方や表現が異なり、あいまいで比較が難しいですが、定型化した質問と回答選択肢により、回答を集計、比較できるようになります。
回答方法は、自記式で行われることが一般的ですが、往復葉書や電話が使われる場合もあります。
昨今、定型化した諮問の特徴を活かしインターネット上のフォームや電子メールを利用したアンケート調査も広まっています。
一方で、簡単に実施でき、集計、比較できる反面、その数字の解釈を正しく理解し、分析するには、世論調査や統計学の知識が必要です。
あるいは、目的設定とそのためのアンケート作成には、調査の経験やスキル、専門的知識が重要になります。
更に、否定的な見解として、恣意的、意図的に結果を操作し、実施者が主張する、事柄に対する支持が多数に見せかける。そうならざるを得ない誘導的な諮問設定をしている、などもあります。
中小企業にとってのアンケートのやり方
上述のように一見、簡単なようですが、実は高度なスキル、知見を要するアンケートは、背伸びをしない、しかし、目的を明確にして回答を意義あるものにしなければなりません。加えて、回答者への感謝の気持ちを忘れてはならないと考えています。
また、広く多くの回答をえて調査する目的よりも、イベント、セミナーなど対面の機会にご協力事項としてアンケートをお願いするケースが殆どです。
この場合のノウハウ、提案は、後述させて頂きます。
その前段階での3つの方法をご提案します。
1.広く多くの回答を得て調査する場合 ⇒ プロに委託する
クライアントの予算によりますが、弊社も利用し、かつ、日経BP社、日経デジタルマーケティングでもその名を目にします。
株式会社マクロミル(英: MACROMILL, INC.)は、マーケティングリサーチ、特にインターネット市場調査(ネットリサーチ)の国内最大手企業をご推奨します。 http://www.macromill.com/
アンケートモニター募集サイト「 マクロミルのモニタサイト http://monitor.macromill.com/ 」
も市場へのアプローチの仕方を学べますのでご参照ください。
2.自社で実施する必然性はない ⇒ 公開データを利用する
株式会社セレス CERES.INC のモッピー( moppy ) http://pc.moppy.jp/research/
アンケートで貯める・ポイントお小遣い稼ぎのサイトです。ここでアンケートに答えてポイントを貯めましょう・・・ではありません。
過去のアンケート回答を公開していますので、近しい諮問調査の集計データを利用させてもらいます。
3.アンケート用紙のテンプレートを参照にして作成する
この場合でも目的はしっかりと策定しなければなりませんが、アンケート作成には非常に役立ちます。
マクロミル運営のアンケートテンプレート無料公開サイト、Questant です。
https://questant.jp/template.html
具体的なご提案
私見ですが、中小企業の方のセミナー、イベントなどでみうける、「良い・普通・悪い・・・その理由は」という、100パーセント意味がない(普通が圧倒的に多くなり、真意を集計などできないから)アンケートをみるにつけ、寂しい気持ちになります。
無駄な行為は、実施者のコストだけではなく時間と、更に回答者の貴重な時間をも奪います。
百害あって一利なしです。
私たちが実施でき、即効性のある2つの方法をご提案します。
1.岡本式:
販促コンサルタント 岡本達彦さんのA4アンケートの活用です。
詳しくは、「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 ダイヤモンド社 を是非ご覧下さい。
本の副題の通り、“チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!” 集客の行程を把握するためのアンケートです。
お客様に回答頂くことは、その後の販促活動に反映したいと実施者のメリットを明示しますが、それはあくまでも同じ悩みを抱える未知の人々にアプローチしWIN-WINで救うためと高らかに宣言しています。
その上で、お客様(回答者)がそのアンケート記載(=購買機会)にいたった心理の流れにそった諮問をご用意します。
回答者自体も無意識のうちに進んだ行程を整理しながら記載頂くわけです。
それは、
①購入する前にどんなことで悩んでいたか?(問題提起)
②何がきっかけで知ったか?(接点)
③知ってすぐ購入したか?”しなかったとしたら何故か?“(動機)
④何が決め手で購入したか?(意思決定)
⑤実際に使ってみてどうか?(評価)
⑥回答を資料(HP/ちらしなど)に掲載していいか?(拡散)
曖昧な諮問はひとつもなく、回答にお手間をおかけしますが、回答者側もその意義を味わいつつご協力頂ける秀逸なアンケートです。
2.記述式+CTA:
弊社で実施しているアンケート形式です。
マーク・選択式ではなく、記述式です。全部埋められなくてもよいと考えています。
但し、回答者にとって手間の分、メリットがあるようにさせて頂いています。
・問題、悩みをお伺いし、差支えなければ、回答のメールを後日差し上げます。もちろん無料です。
・イベント、セミナーでは配付できなかった資料をご要望あれば、メールに添付してPDFでお届けします。もちろん無料です。
・補助金申請の手引きが必要であれば、差支えなければ、後日虎の巻をメールに添付してPDFでお届けします。もちろん無料です。
・他に聴いてみたいセミナーや講習の内容があれば記載頂きます。自社で実施する機会があれば、もしくは知己で実施する機会があれば、申込に関する情報をメールでお届けします。
以上、全て、回答者の意思を尊重し、弊社アクションのお申し出があればお応えします。営業や無理強いはしません。
そのイベントやセミナーの出来如何よりも、その後、お付き合い・関係をもって頂けるかの意思確認(パーミッション)と連絡方法(メールアドレス)の取得に絞ったアンケートです。
過去ではなく未来型のアンケート、ご参照になれば幸いです。
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