レゾンデートル 松川です|中小企業の集客の仕組みつくり・インバウンドマーケティングの導入をお手伝いしております!
■ パーミッションマーケティング とは?:
パーミッションマーケティング (Permission Marketing)とは、ユーザー、利用者の許可を得て行うマーケティング活動をいいます。
事前に承認・許可を受けた顧客や消費者に対してのみ勧誘、営業をするため、レスポンス率が高いだけではなく、強引さ、不信感を感じさせないことが特徴です。
企業と顧客の間に長期的な友好関係を築くのに有効な手法です。
Yahoo!の副社長、セス・ゴーディン(Seth Godin)氏が提唱した概念で、個々のユーザー、利用者の嗜好やニーズに合わせて個別に展開される「ワン・トゥ・ワン(One to One)マーケティング」の発展形とされています。
ただし、あくまでも許可が大前提であり、従来、小売業店主が個々の消費者に対する履歴、嗜好を記憶し個々へきめ細かいサービスを行なう手法を、現代の通信技術を駆使して実践できるようになったと考えます。
現在、最も一般的なパーミッションマーケティングとして、消費者があらかじめ自分の趣味や嗜好を登録し、関連した企業からのメッセージを受け取ることを”許可”している前提で配信される「オプトインメール」があります。
四大メディアやインターネットのバナー広告など、画一的な情報を全ユーザーに押しつけるのではなく、ユーザー、利用者が企業に提供する許容(パーミッション)のもと、接触活動を行なうマーケティング手法です。
ユーザー、利用者は閲覧したサイトが自分の興味にあったものであればパーミションはより深まるため、互いに有効な手段、WIN-WINと目されています。
関連する「オプトイン(メール)」と「ワントゥワンマーケティング」をご説明します。
オプトイン:
オプトイン(Opt-Inとは、加入や参加、許諾、承認などの意思を相手方に明示すること。
個人が企業などに対し、メールなどのメッセージの送信や、個人情報の収集や利用などを承諾する手続きなどをいいます。
逆に、離脱や脱退、拒否、停止、中止などの意思を相手方に明示することをオプトアウト(Opt-Out)といいます。
ワントゥワンマーケティング:
ワントゥワンマーケティングとは、個々のユーザー、利用者の嗜好やニーズ、購買履歴などに合わせて、個別に展開されるマーケティング活動です。
提供する情報や対応を個々に調整することで、一対一の関係を築いているように感じさせることを狙って行われます。見込み客に対するよりも、もう一歩進んで、顧客にリピーター、ファンになってもらう段階に適している。
コンピュータ、インターネットを介して、顧客DB(データベース)や情報の自動生成などの技術を駆使して、人手を煩わすことなく容易に個別対応を行うことができるため、ECサイトで効力を発揮します。
インターネットで行うワントゥワンマーケティングでは、個々の興味、嗜好を分析したり登録して頂いて必要とされる情報をDB(データベース)から引き合わせます。
適応するWebページの表示や、メールでの情報配信などでリーチします。マッチしない情報を配信しないため、コストパフォーマンス、投資対効果を期待できます。
更に、インターネット時代特有の爆発的な感染現象、「バイラルマーケティング」にも言及します。
バイラル(口コミ・バズ)マーケティング:
バイラルマーケティングとは、製品やサービスに関する「口コミ」を意図的に広め、低コストで効率的に商品の告知や顧客の獲得を行なうマーケティング手法です。
「バイラル」は「感染的な」という意味で、商品の情報が人づてに伝わっていく様子をウィルス(バイラス)の感染・増殖に例えています。
バイラルマーケティングでは、既存の顧客や有名人に自社の商品を周囲の人などに紹介してもらうようにしかけ、間接的に宣伝します。
低コストで効率よく見込み客に商品を告知することメリットの反面、インセンティブ目当ての利用者が増えて費用対効果が悪化するリスクをかかえています。
また、有名人が宣伝であることを隠して自分のブログで商品を紹介するといった手法はステルスマーケティングとして、炎上、批判を招きます。
● 中小企業にとってのパーミッションマーケティングの使い方
インバウンドマーケティングにおける2つのキーポイントは、「見込み客リスト」の構築と、この方々への「ナーチャリング(教育)」です。
このリストへの登録こそ、パーミッションであり、その許容・認可をもとに、有益な情報の提供こそ、パーミッションマーケティングです。
インバウインドマーケティングにおいては、商品、サービスの直接的な紹介、メリットなどではなく、その商品、サービスを利用することにおけるベネフィットやお得な情報です。
この為、他社の商品、サービスを利用される可能性もあります。
これに対し、一般的なパーミッションマーケティングでは、より商品、サービスに近い情報の提供を目指しています。
一長一短ですが、インターネットの普及で情報過多、情報洪水の世の中では、直接的な情報は敬遠される傾向が更に高まると考えます。
しかし、善意の第三者では、コンバージョンがあがらず、数字を作れない危惧があります。
情報の強度、商品・サービスとの距離をよく考えて配信、提供することが求められます。
● 具体的なご提案
上記の通りです。
多くの方々が、「顧客(クライアント)リスト」を構築されていますが、「見込み客リスト」を構築されている会社は意外なほどに少ないです。
しっかりと、パーミッションの上で、リストに登録させて頂き、リストの構築に、今すぐ着手しましょう。
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