実弾と飛び道具 | 集客の仕組みつくり

レゾンデートル 松川です|中小企業の集客の仕組みつくり・インバウンドマーケティングの導入をお手伝いしております!

最初に、武器の話ではありません。



マーケティング、営業支援、販売促進でのツールのお話です。



デジタル化、IT化がどんどん進み、あたかもアナログツールよりも新しく、効果が高いものだ。
導入しないといけないものだ、と間違った認識をもたれているような気がしています。



私が、50歳代の男性だから、考えが旧いのでしょうか?



そうではないと考えています。



実弾。



これは、アナログ系のツール。



デジタル系のツールに比して、コストと手間暇がかかります。
ともすれば野暮くさい、しかも、ゴミとしてかさ張るなどと云われることも。



しかし、皆がみな、そのようなネガティブな感情をもつでしょうか?
むしろ、温かみや気持ちが通じないでしょうか。



飛び道具。



これは、デジタル系のツール。



アナログ系のツールに比して、コストが安く、手軽に利用できます。
一度に大勢のターゲットに情報をお届けすることが出来ます。



しかし、PDFの資料と、紙の冊子資料とどちらが伝達力が高いでしょうか。
Eメールのマガジンと手書きのハガキ、手紙とどちらが心に響くでしょうか。



・・・少し、アナログ寄り、贔屓のスタンスに立ちすぎました。



もちろん、デジタルのツールには素晴らしい使い方、使われ方があります。
どうも、我々、日本人のビジネスマンは新しいモノになびき、旬のコトに弱いと云うか盲目的なところがあると思え、残念です。



中小企業は、社内、社員との距離、一体感が長所であるように、大手に比して、お客様との距離を近く保てるところは大きな長所だと考えています。



アナログの良さを、大手以上に享受できる。



だからこそ、上手に使う価値、意義があります。



マーケティングにおいては、客の段階によって、双方を使い分けることをお勧めします。



効率よく、大量に、そして遠地にもくまなく、アプローチするには、デジタル系のツール=飛び道具です。



メールマガジンやSNSでの情報発信です。



可能性客や潜在顧客、見込み客の初期段階の層へのリーチに適しています。


片や、既に一度買った、利用した顧客にリピートしてもらう、ファンになってもらいためには、商品・サービスの良さは当然のこととして、心の琴線に響くことが大事です。



近距離に、少なくても良いので、より緊密に、より深くアプローチするには、アナログ系のツール=実弾です。



手書きのハガキ、A4サイズの紙のニュースレターでの情報発信やプレゼントなどです。



この手間暇は、大手には難しい負荷、工数です。
いちいちやっていられない。非効率だ、と云い放つでしょう。
力技は、中小企業の特権です。



大手は、SFAやCRMのシステムを導入し、半ば自動で効率的にマーケティングから営業支援、販売促進、そして営業へとつなげています。



インバウンドにおいてもMAやHubSpotなどできあがった仕組みを導入します。
中小企業でもこれらの傾向が高まっています。



否定はしません。



しかし、非効率な作業に魂は宿ります。



システム導入の前に本質的には同じことを血と汗をかいてルーチンをこなしてゆくことで、これを自動化したときに効率があがり、かつ、有効に機能するのです。



効率化=楽をする(サボる?)ではありません。


将来的にシステムを導入するとしても、しっかりと自前で構築した仕組みを駆使しましょう。



しっかり汗をかいて、魂のマーケティングで、大手を出し抜きましょう。


● 具体的なご提案



ビジネスの成否、KPIへの貢献に拘わらず、手書きのハガキを毎日一ヶ月出し続けてみる。
遠地の家族、友人でも構いません。
及ぼすプラスの反応、影響を体感することが大事だと考えています。



松川は、「ありがとうカード」という手書きカードを文字通り感謝をこめてお渡ししています。
ビジネスのことは殆ど書いていません。
社員、友人、家族にもお届けし、期待以上(?!)にお喜び頂いています。
こちらも気持ちよくなれます。



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