アクセス解析 | 集客の仕組みつくり

レゾンデートル 松川です|中小企業の集客の仕組みつくり・インバウンドマーケティングの導入をお手伝いしております!

■ アクセス解析 とは?:



アクセス解析 (アクセス ログ解析)は、ウェブサイトの運営者が閲覧者の環境・特性などを調査すること、またはその機能のことです。
サイト内のユーザーの行動を分析し、より良いサイトにしていくための手段の一つです。



訪問者の環境の傾向を把握し、それに適したサイトデザインにする事や、コンテンツごとの履歴を解析する事によって、サイト内のコンテンツの人気・不人気を把握することに役立てます。
サイトによって目的、立ち位置は異なりますが、ユーザーに達成して欲しい行動(コンバージョン)があり、このコンバージョンを増やすために把握したデータを利用しています。



コンバージョンは各々のサイトによって異なります。
例えば、ECサイトでは「商品の購入」ですし、BtoBビジネスを行っている企業サイトでは、CTAである、「資料請求」「イベント申込」「無料サンプル申込」などお問合せがコンバージョンとして考えられます。



◆ アクセス解析 ツールの種類:



アクセス解析ツールは大きく以下3種類あり、データ取得方法が違います。
「サーバーログ型」
「パケットキャプチャリング型」
「Webビーコン型(タグ型)」
です。
それぞれご説明します。



「サーバーログ型」



サーバーログ型はサーバーに記録されたアクセスログファイルを基にデータを取得する方法です。
サーバーにページのリクエストが行われた情報を「アクセスログファイル」としてサーバーに保存しています。
保存されたWebサーバーのアクセスログファイルからアクセス解析サーバーがデータを取り込み、解析を行います。



・サーバーログ型のメリット・デメリット:



サーバーログ型のメリットは、Webサーバーに記録された情報を全て解析対象とし、ユーザーのアクセスだけでなくクローラーによるアクセスも分析することが出来ます。
クローラーがどの程度サイトを巡回しているかを把握することも可能です。サーバーにログが残っていれば”過去に遡って”アクセス解析を行う事が出来ます。
デメリットは、解析サーバーが定期的にWebサーバーかデータを取り込むためリアルタイム分析は行うことが出来ません。
また、Webサイトの規模も大きくなってきますと、アクセス解析に時間がかかり費用がかさむことがあります。



「Webビーコン型(タグ型)」



Webビーコン型はブラウザでページが表示される際に、ページに設置されているJavascriptが動作して読み込まれたページ情報を解析サーバーに送信し、データを取得する方法です。
サードパーティーツールか自社で構築した解析マシンに直接データとして保存され、解析を行います。



・Webビーコン型のメリット・デメリット



Webビーコン型のメリットは、サードパーティーツールを使用すれば専用のサーバーを用意する必要もなく、廉価か無料で利用できます。
多少のタイムラグはありますが、ページ情報が読み込まれた時点でアクセス情報が解析サーバーに蓄積されるので、リアルタイム分析が可能です。
デメリットは、ページが読み込まれる途中でユーザーが次のページに遷移する、中止ボタンを押すなどJavascriptが作動しなかった場合、アクセスが把握できず正確な解析に至りません。



Webビーコン型の代表的なアクセス解析ツールとして無料で高度な解析ツールが行える「Google アナリティクス」があります。



「パケットキャプチャリング型」



パケットキャプチャ型はWebサーバーに置かれているネットワークに監視ツールを設置します。
ユーザーのページリクエストに応えるWebサーバーからのレスポンスの際に発生するパケットデータを捕獲(キャプチャリング)し、パケットキャプチャマシンからアクセス解析サーバーにデータを蓄積し、解析を行います。



・パケットキャプチャ型のメリット・デメリット



パケットキャプチャ型のメリットは、Webビーコン型同様リアルタイムのアクセス解析を行える点や、Javascriptなどが動作しないブラウザ・端末でアクセス解析を行う事が可能です。
デメリットは、専用の解析サーバーを導入するため初期費用が高い。外部のASPサービスを利用している場合は、アクセスログが外部ASPサーバーに蓄積されるため、自由なアクセス分析を行えません。



◆ 弊社利用のアクセス解析ツール:



現在、有料・無料のアクセス解析ツールは数多あり、検索して頂くと調査は簡単です。
是々非々や、会社の歴史・経緯、慣れもあることでしょう。
以下、中小企業やスモールビジネスにお勧めの弊社利用のツール3選です。
純粋なログ解析は、GAを利用しており、敢えて、変化球で実践的な2つをご案内します。



1.Google Analytics: https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
云わずと知れた、このツールは世界最強でしかも無料のツールです。
あまり知られていませんが、Webビーコン型のGAを語るとき、その前身であるサーバーログ型の Urchin(アーチン) を知るべきです。



2012年当時、グーグルは、インストール型のアクセス解析ソフトウェア「Urchin(アーチン)」の開発終了を1月に発表しました。



UrchinはGoogleアナリティクスの元となった製品で、グーグルに買収されGoogleアナリティクスがリリースされた後も、Urchinはサーバーインストール型のアクセス解析ツールとして提供されていました。
主に金融系や行政機関などのようなアクセスデータを外部に送信できない組織のWebサイトなどで利用されていました。



次第に既存のUrchinユーザーにGoogleアナリティクスへの乗り換えを推奨しました。
ただし、Urchinで過去に分析したアクセスログのデータをGoogleアナリティクスに移行する手段は用意されていないため、過去のデータに関してはCSVやExcelなどのUrchin以外のツールで閲覧できる形式に出力しています。



高機能で正確なサーバーログ型の解析ツールは、それまで解析ツールの中心でした。
何故なら、過去に遡ってログ解析を行えるため、戦略をたてるためのデータとして貴重、重要であり、また、データ分析まで実施しているライバル他社が少なかった時代。
予算をかけてでもアクセス解析する価値があったのです。



しかし、簡単・便利で無料のGAの登場により、一気にその地位を脅かされます。
Googleは、Urchinの技術力を高く評価しており買収したわけですが、無料で提供する、及びスモールビジネスにも提供するには、過去は切り捨てて、設定した後の未来を計測・解析するように、その価値観や利用方法までも変えてしまったわけです。



2.SimilarWebPRO(シミラーウェブ): https://www.similar-web.jp/
  SimilarWeb(シミラーウェブ)日本語サイトです。
イスラエル製の競合サイトを丸裸にできるWebサイト分析ツール。
有料版ではWebサイトのトラフィックのデータの精度が高まる他、広告のクリエイティブ、ロングテールキーワード、人気ページの計測等が可能となります。



3.検索順位チェックツールGRC: http://seopro.jp/grc/
SEOツールラボでは、アクセスアップを支援するSEO/SEMツールを無料配布しています。
検索エンジン順位チェックツールGRCはプロにも利用されているお勧めツールです。



● 中小企業にとってのアクセス解析(ツール)の使い方



社内外の関係者へ報告するためのレポート作成業務や日々の状況把握に追われ、肝心の改善実施や本件以外の重要業務に支障がでては本末転倒です。



大手の専任担当者であれば、それもやむなしですが、中小企業の場合、それは許されません。
いかに効率よく、ポイントだけを把握する、問題発生時のトリガーは見逃さない体制をつくることが肝要です。



● 具体的なご提案



コンバージョンを規定し、そこに至るシナリオを策定します。



そのシナリオに従って、どれだけのコンバージョンを得られるか。
これを担当者が作成したレポートで共有しても意味がありません。



画面を観ながらシナリオ成就の検証とともに、その場で関連者数人で新たな考察、シナリオをたてながら状況を共有します。



細かな数字まで把握する必要はありません。
感覚的なとらえ方で結構ですので、シナリオとの照合に重きをおきます。



感覚的には、PL/BSを一目みて、ポイントや改善点をとらえることに似ています。



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